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特殊清掃を扱う専門会社「特殊清掃24時」:特殊清掃「戦う男たち」2006年分

特殊清掃「戦う男たち」

愚か者

そもそもこのブログは、管理人に促されて書き始めたものであり、自発的に始めたものではなかった。
そして、もともとインターネット関係のことはかなり疎い私なので、書き始める前は「ブログって何?」って言うレベルで、興味もなかった。
そのレベルは、今でもほとんど変わりない。

したがって、私はインターネットを直接的に利用することもほとんどない。
たまに開くのも、余程の調べ物がある時くらいだ。
そんな私は、当然、ネットサーフィンなんてやったこともないし、その面白さも知らない。
インターネットって、使いこなすと便利で面白いものなのだろうが、一度ハマってしまうとそれに費やす時間の収拾がつかなそうだ。
だから、私は深入りしないでいる。

ちなみに、私はテレビもほとんど見ない。
だから、流行りのテレビ番組やCM、売れてるタレントもほとんど知らない。
だから、飲み会などでの世間話についていけないこともある。
つい先日も、某有名タレントを知らなくて驚かれた(呆れられた)ことがある。
時代に取り残されている感も否めないが、そんな生活でも特段の支障がある訳ではないので、自分では「よし」としている。

このブログも読んでくれる人が増えて、一時期は「人気ブログ」と称されたこともあったらしい。
それはそれで、単純に嬉しかったのだが、問題もあった。

「人気ブログ?=俺は人気者?=影響力がある?=力がある?=俺は強い?=俺は偉い(立派)?=俺は人格者?」

無意識のうちに、こんな勘違いをしているような気がしないでもなかった。
だから、自分の無力さを痛感したときに落ち込むのだ。
普段から謙虚な姿勢でいれば、自分の無能さや無力さを自然に受け入れることができているはずなのに、ちょっと読者が増えただけで「人格者気取り」で傲慢になっていた(かもしれない)自分がいる。

「自分には力がある」
こんな勘違いをするような愚か者にはなりたくないと思いながら、シッカリと愚か者になっている私である。

書き込み・コメントは「感謝」の一言に尽きるm(__)m←(初めての絵文字!画期的?)
懸案の「死にたい」コメントをもらうことだって、私の理解を超越したところに、何らかの意義があるのかもしれないし。

承知の通り、書き込みは非公開にしているが、私にとっては、その一つ一つが貴重な糧だ。
年齢・性別・仕事・環境etcは全然違うけど、みんなが「戦う男達」「戦う女達」だね。
勝手に、「戦友」だと思わせてもらおう。

書き込まれる内容は、管理人と二人だけで読むのはもったいないくらい。
でも、公開したらまた荒れそうだし、非公開だから書き込んでくれる人もいそうなので、このままのスタンスを維持するつもり。
一部のコメントを選別して公開するのも、不公平と言うか男らしくないような気がするしね。

悲観的な言い方かもしれないけど、所詮、私は死体屋だ。
良くも悪くも、それ以上でもそれ以下でもない(具体的に、それ以下を思いつかない・・・死体屋以下ってある?)。

クヨクヨしたって仕方がない。
自分の器をわきまえて、できるだけ楽にやっていこうと思う。

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